今はなき「DENIM CRAFT」の傑作チノ「VDC501B」

DENIM CRAFT「VDC501B」 01

DENIM CRAFT「VDC501B」 02

(株)ビッグジョンが展開していたブランド「DENIM CRAFT」のパンツ類の素晴らしさについては、当時、このブログでも数度、採り上げて紹介していた。

おそらく広報・販売方面でのまずさが影響しての事だと思うが、現在では完全に閉じてしまったようである。
しかし全てにおいて国内生産にこだわる、というそのブランドコンセプトは間違っていなかったし、実際に、同ブランドで販売された製品群のうち、特にパンツ類の価格に対しての品質の高さは、今見ても凄かったと思う。

当然ながらパンツの主力製品はデニムであったが、その良さについては過去記事(「デニムクラフトの第5ポケットに普段着の究極形を見出す」「日本製ジーンズを日々着用する」)を見ていただくとして、当時、デニムばかりしか履かなかった私がいつか履こうと買っておいたものの、ようやく最近になっておろしてみて、その良さに感動したのが同ブランドのワークチノ「VDC501B」だ。

DENIM CRAFT「VDC501B」 03

画像ではその良さをお伝え出来ないとは思うが、生地感、縫製、パターンともに最高に良い。
このチノが当時、実売で8,000円ちょっとで売っていたのである。
惜しいことをした。
無くなる前に数本、買っておけば良かったと思う。

(株)ビッグジョンのご担当者様、なんとか復活してもらえないものでしょうか。

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日本製オーブンレンジ 日立MRO-SV1000

日立MRO-SV1000_01

半年ばかり前・・・今年の正月の話だが、25年以上使い続けて来たシャープ製のオーブンレンジから異音がするようになり、加熱調理器具であるし、安全のためにいよいよ買い替える事になった。

記憶では過去に一度だけ修理したはずだが、それでも25年使えること自体がスゴイことで、「やっぱり日本製だね」と感心した次第。

新春初売りセールが一段落したタイミングだったこともあり、意外と空いていた家電量販店内で、家内と二人でズラッと展示されているオーブンレンジの全ての裏面や側面に貼られたスペックシールの中の生産国表記を見て回っていたのだが、シナ(CHINA)人爆買いのニュースで話題の炊飯器とは違って、同じIH調理器具でも驚く程に日本製・Made in JAPANは少ないのだ。

数十台展示してあっても、その中で日立の上位機種とパナソニックの一部機種だけが日本製・Made in JAPANなのである。

そして、そんな熱心にオーブンレンジを見て回る夫婦を放っておくハズもなく、案の定、ハッピ姿の店員がやって来た。

「オーブンレンジをお探しですか?」
「そうです」
「おススメはこちらになります。ポイントも沢山つきますし」
「あ、私、日本製のしか買わないんで」
「そうですよね、やっぱ日本製ですよね~。私も日立の日本製のを使ってます」

だったら、最初からそっちをおススメしろよって話だが、そんなわけで買ったのが、日立のヘルシーシェフ「MRO-SV1000」。

メーカーサイトはこちら
  ↓
http://kadenfan.hitachi.co.jp/range/lineup/mro-sv1000/index.html

日立MRO-SV1000_02

当然ながら、日本製です。

ムーンスターの国産スニーカー「RALY」

Moonstar CHIC INJECTION RALY NAVY_BLACK_01

(株)ムーンスター(月星化成)の靴については、以前にも書いたことがある。

2014/01/26投稿記事
「(株)ムーンスター(月星化成)国内生産品の凄さ」


もう3年以上前の記事だが、その頃からムーンスターの久留米工場で製造されている国産スニーカー「MADE IN KURUME」の大躍進は知る人も多かろう。
上記の過去記事でも書いた話だが、ずっと前から「コンバース」の一部のハイクォリティなラインのスニーカーをOEMで製造しているのも同工場である。

(株)ムーンスターの国産スニーカー「MADE IN KURUME」サイトはこちら
  ↓
http://www.moonstar-onlineshop.com/html/page17.html


今では稀少になってしまったヴァルカナイズ製法(加硫製法)をずっと世界最高水準で守り続けて来たことが同工場をここまで有名にしたのだから、私などは職業柄、実に学ぶところが多いのだ。
今では超有名セレクトショップやハイレベルなアパレル系ブランドとのダブルネーム、あるいは国内企業のモデルケースとしても常にメディアでも採り上げられている。

かくいう私も、ダブルネーム商品こそ手を出していないがムーンスターブランドで出されている同社の製品はかなり多く履かせていただいているのだ。

今年になってから購入した同社製品の中で、特に私が気に入ったのが「CHIC INJECTION RALY」というシリーズである。

CHIC INJECTION RALY NAVY_05
CHIC INJECTION RALY NAVY_02

メーカーの商品紹介ページはこちら
  ↓
http://www.moonstar.co.jp/madeinkurume/shoesdetail.php?shoes_cd=523010&product_cd=52301006


同社の看板商品「FINE VULCANIZED」とは製法が違うらしいのだが「ダイレクトインジェクション製法」たる技術が何なのかはメーカー公式サイトを参照していただくとして、これまで私が履いてきた「FINE VULCANIZED」のものより履き心地が格段に柔らかい。
これは人によって好みとか足型にもよるので何とも言えないが、私的には「最高」なのである。

CHIC INJECTION RALY NAVY_03

言うまでもないが「MADE IN JAPAN」

CHIC INJECTION RALY NAVY_04

「MADE IN KURUME」という表記も既に違和感が無くなった。

CHIC INJECTION RALY NAVY_06

箱までオサレになりました(笑)

日本製 G-SHOCK 「GW-5000-1JF」 ORIGIN

カシオ計算機 G-SHOCK「GW-5000-1JF」 01

私の世代にとってカシオの「G-SHOCK」は特別な意味を持つ。
それがこの世に初めて出た頃(1983年)は、まさに「モノ」についての関心と情熱が芽生えた頃であり、雑誌「POPEYE」や創刊されたばかりの「モノ・マガジン」あたりを読み漁っていた世代である。
意味もなくオーバースペックな「モノ」の数々に憧れを抱き、とても手の届かない金額のそれらをいつか手にする日々を夢見た年代だった。

そんな頃に
「落としても壊れない」
「水深10メートルに沈めても平気」
「電池交換が10年不要」
という当時としては「夢のような」スペックを持って登場したG-SHOCKはまさに男子中高生の憧れの的だったのだ。

だが、何故か私はこれまでの人生で、一度もG-SHOCKを入手したことが無かった。

「腕時計」という分野は今も昔もピンキリの激しいジャンルであり、特に「CASIOの腕時計」という独特なイメージが自分の中で「そそられなかった」のと、やはり当時「デジタル時計」は「チープ」の象徴のように捉える風潮があった事などが原因なのかもしれない。
自分が初めて親から与えられた腕時計が当時セイコーから出された廉価ラインのブランド「ALBA」(!)のデジタル時計であったことも、自分の憧れの対象を「デジタルではなく、アナログのクオーツ時計」へと向かわせていたのだろう。

やがて携帯電話を持つ事が普通な世の中になり、また仕事の大半がPCの画面を見て行うような現在のスタイルになってしまうと、腕時計を持つ最大の意味である「現在時刻を時計で確認する」という必要性そのものが無くなってしまったのだから、私自身もこの10年近く、普段は腕時計をしないで済ませて来たのだ。

その気持ちが突然揺らぎ、「これはどうしても欲しい」と思ったG-SHOCKが今回紹介する「GW-5000-1JF」だった。
複雑多岐にわたるシリーズ展開のG-SHOCKの中で、この「GW-5000-1JF」は1983年に初めてこの世に出たG-SHOCKの初代モデル「DW-5000」のデザインの流れを受け継ぐ「ORIGIN」の中の1モデル。

カシオ計算機 G-SHOCK「GW-5000-1JF」 02

初代モデル同様のフルメタルケースでスクリューバック、そして電池交換不要の「タフソーラー」、さらに時刻合わせすらも不要な世界6局の標準電波を受信する「マルチバンド6」までもが搭載されたからだ。
いつでも正確な時刻を確認する道具として「これはこれであり」な完成度にまで到達したというべきだろう。

カシオ計算機株式会社の「GW-5000-1JF」公式情報ページはこちら
  ↓
http://products.g-shock.jp/_detail/GW-5000-1/
  ↓
http://casio.jp/wat/watch_detail/GW-5000-1/

私にとっての「G-SHOCK」のイメージは、後に世に出たデジタルとアナログのハイブリットなデコラティブモデルではなく「これ」なのだ。
以前にはチープにしか見えなかった液晶画面のみのこのスクエアデザインが、今では潔さすら感じるエバーグリーンなものに見えるのだから、これはデザインの力なのだろう。
そして人によっては大きく評価が分かれるウレタンバンドも、私的には「G-SHOCKはこれでなくちゃ」なポイント。

そしてなんとこのモデル「GW-5000-1JF」は・・・
日本製「MADE IN JAPAN」なのだ。

カシオ計算機 G-SHOCK「GW-5000-1JF」 03


ここまで来た「G-SHOCK」は間違いなく「買い」だろう。

日本製 所謂「普通の靴下」の良さ 片倉工業(株)

片倉工業株式会社製_リブソックス01

これまで当ブログで日本製の靴下関連の紹介をしたことは既に4回ある(1回目「千代治」2回目「スターパイロットの軍足」3回目「LE MONDEのスラブネップソックス」4回目「rasoxのL字靴下」)。

今回紹介する靴下、片倉工業株式会社の「メンズ抗菌防臭加工サポータータイプリブソックス」は、過去に紹介した中では「千代治」の靴下に最も近い位置付けの靴下で、所謂、現在の日本では最も一般的な「普通の靴下」である。

片倉工業株式会社製_リブソックス04

材質としては、綿、アクリル、ナイロン、ポリウレタン。
現在では最も一般的な材質構成。
しかしちょっとした比率の違いで、フローリング等でのすべりにくさに差が出る。
その点、カタクラの靴下の材質は満点。

片倉工業株式会社製_リブソックス03

機能性を持たせた繊維を使用する点。
こちらの靴下の場合はキトサンを練り込むことにより抗菌防臭加工を施した三菱レイヨン株式会社のアクリル繊維、「ニューターフェルパークリン」を使用。
このあたりの機能性を持った繊維は多くの靴下で使用されている。

片倉工業株式会社製_リブソックス02

土踏まずとふくらはぎの部分へのサポーター機能を持たせた織り仕様もよくある定番の仕様だが、確かにこれがあるのと無いのとではずれにくさの感覚がだいぶ違う。
製品紙ラベルでは「CASUAL(カジュアル)」ソックスとしての位置づけのようだが、「黒」「チャコールグレー」「ネイビー」「グレー」あたりはビジネスソックスとしても充分に使える。

片倉工業株式会社製_リブソックス07

もちろん、当ブログで紹介するのであるから「日本製」。

片倉工業株式会社製_リブソックス05
片倉工業株式会社製_リブソックス06

取り立てて目覚ましい特徴、個性があるわけではないが、織り、造りが非常に丁寧で丈夫で、平均点が非常に高く、非の打ちどころがない。

実は私がこの片倉工業株式会社の日本製靴下に出会ったのは、もう何年も前の事になる。
ある大学病院に身内が長期入院し、頻繁に面会に通っていて、そこの売店で売られていたのを見てからの事だ。
女性用(紙ラベルはこの写真のものとは異なる)も同じMADE IN JAPANのカタクラ製がそこで売られていて、ためしに私と家内用に購入し、あまりにも良いので、その病院へ面会に行くたびに在庫を全て買い込んだのだった。
余談だが、大学病院の売店はそこいらのコンビニよりも遥かに内容が充実している。そこに入院している人が沢山いて、中には相当長期に入院している人もいるのだろうから当然だが、酒やタバコなど以外ならば、何から何まで売店で揃う。
だが、靴下はそう売れ筋の商品という訳でもないだろう。
売店の仕入れ担当者も、今までさほど売れなかった(であろう)靴下が、突然、数週間のうちにバカ売れしたのだから、首を傾げた事だろう。
身内の退院と同時に、当然ながらその大学病院へ行く機会も無くなった為、その後は楽天市場内のカタクラの公式ショップサイトで、この靴下を今でも買い続けている。

この「メンズ抗菌防臭加工サポータータイプリブソックス」の販売ページはこちら
  ↓
http://item.rakuten.co.jp/katakura-silk/kca600n/


昨今こういう「普通の靴下」は日本製を選択することが難しくなってきているが、日本人であるからこそ、普段から、普通に日本製の靴下を購入して身に付けたい。
確かに靴下は消耗品ではある。
しかし、この高品質の靴下が日本国内で作られる生産の現場が維持されている事、そのものが私には何よりも嬉しいことなのだ。

プロフィール

田ノ坂 斗人

Author:田ノ坂 斗人
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