羽倉の日本製6号帆布トートバッグ

羽倉の6号帆布トートバッグ その1

数年前に私が常用している日本製のショルダーバッグについて書いたことがあった。

衣川産業株式会社にて販売している「Stitch-on」(ステッチオン)というブランドのショルダーバッグであったが、この帆布ショルダーバッグを作っているのが、株式会社羽倉というバッグメーカーである。
言うまでもなく、日本製・Made in JAPANだ。

株式会社羽倉のホームページ
 ↓
http://hakura.jp/

実は私は前出の記事で触れたショルダーバッグ以外にも、この(株)羽倉で作られたトートバッグを仕事で毎日使っている。
羽倉が「JLBHA」という自社ブランドで直販している6号帆布トートの縦型・「#6H086」だ。
私の写真の撮り方が悪くて画像ではうまく伝わらないだろうが、いわゆる「薄マチ」タイプである。

羽倉の6号帆布トートバッグ その4

数年前に勤務先で私の部下にあたる若い社員が辞めてしまい、彼が担当していた業務内容が、私と彼の二人だけで立ち上げたものであったが為に、彼に担当させていた業務、そっくりそのままを私が一人で引き継ぐことになってしまった。
私が通常行っている仕事内容とは全く別種の業務なので、その業務だけに使用する専用の書類一式と道具をまとめて入れるバッグとして、このトートを使用しているのだ。

羽倉の6号帆布トートバッグ その2

天マチにジッパー付き。
元来の「トートバッグ」には天ジップは付いていないのだが、私のような用途に使用するバッグとしては意外と重要なポイントである。天ジップがあるかないかで大きく違ってくるのだ。

羽倉の6号帆布トートバッグ その3

その業務の関係で、私が普段仕事をしている席とは別の場所にある外線電話での応対をする必要が頻繁にある。
そんな時、このトートのみを持ってその電話口まで移動すればよい。
そしてこのトートは椅子の背もたれと自分の背中の間に差し込んでおけるくらいの薄さであって、これがすこぶる「いい感じ」なのである。
来社応対、社外への伺いでの応対の場面にも、このバッグの中に必要なもの一式が全て入れてあるので安心だ。

ちなみに、バッグ好きの人には敢えて説明の必要もないだろうが、トートバッグは元来、氷の塊を運ぶ為に作られた持ち手付きの「袋」であって、米国・メイン州のL.L.Bean社製が商品化された最初の型と言われている。
元来が頑丈さ第一に作られた業務用ツールなので、素材は帆布の中でも厚番手の6号あたりが正統派であり、この羽倉のトートも現在の使用目的からすれば完全なオーバースペックだが、6号のパラフィン防水加工された帆布を使用している。
このヘビーデューティーな加減が実にいい。
厚手の帆布は角が擦れてきたり色落ちして「あたり」が付くと、もう手放せなくなる。
さらにこの羽倉のトートバッグは、トートの正統型であるハンドルのベルトテープが1本で繋がったまま側面下端まで縫いこまれているタイプである(下面をぐるっと回してもう片方のハンドルまで1本のループにするところまではやっていないようだが・・・)。
そして、このトートではなんと持ち手の外側に厚手のオイルヌメ革を、胴には本体と共布の6号帆布をベルト状にしてそれぞれ二重にするという、この上なくタフな芸当までやってみせてくれているのだ。
これはデザイン上のポイントでもあるのだろうが、タフツールとして非常に優れた仕様だと感心することしきりである。

わが国を代表するバッグの産地・兵庫県豊岡市で、頑張ってバッグを作り続けている株式会社羽倉は、今でも国内でゴルフバッグを作っている数少ないメーカーとして知る人ぞ知る存在だ。

私はゴルフをやらない(正確に言うと「出来ない」)のだが、同社で作られているゴルフバッグを見ると、そのパーツの多さ、成型する箇所の多さにびっくりすると同時に、こういう工程数の非常に多い製品は、シナ(CHINA)などの海外で製造されたものに価格面だけをもって駆逐されてしまうのではと、危機感を覚えるのである。

私は個人的にバッグについて非常に関心があるので、「一般的な話」としては語る資格がないのかもしれないが、それでも日常生活の中で使用し携行するモノの中で、バッグだけは「お金をかけている」という人も結構いると思う。
だが、その「お金をかけている」という意味が、マスコミが作ったブランドイメージに安易に乗っかっただけのおかしなものが案外多いのも現実なのである。
十万円も数十万円も出して買った「有名ブランド」モノのバッグが、実はシナ(CHINA)製だったなどという例も、ごく普通にあるのをご存知か。
「有名ブランドのバッグならば製造国はどこでも構わない。有名ブランドは高い品質基準を持っているハズだから、シナ(CHINA)であろうがどこであろうが、モノは確かなハズだ」という「ハズだハズだと安心しようとしている人」もあろう。
確かに「日本製だからどこよりも優れているハズ」とは私は言わない。
どうせ買うならば、日本製の中から、ものを見て、選んで、納得して買っているだけのことだ。
なぜなら私は日本人だからで、かつ同じく製造業の中に身を置いているからである。

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