6月20日・産経新聞特集の黒鉄ヒロシ氏の言葉

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数日前のネタで失礼。

6月20日は「産経新聞80周年」特集紙面になっていたが、その中で見開き掲載されていた「日本の力について語る!」はなかなか面白かった。

“日本が活力を取り戻し、再び世界にその存在感を示せるか。テレビキャスターの草野仁氏、漫画家の黒鉄ヒロシ氏、弁護士の住田裕子氏に、未来に向けた「日本力」の可能性を議論してもらった”という特集の中で、三名それぞれになかなか素晴らしい提言をしてくれているのだが、中でも後半で産経新聞編集長の高橋俊一氏から「若者に対するメッセージは」という質問を投げかけられた黒鉄ヒロシ氏の言葉が良い。

2013/06/20 産経新聞特集記事

若者から見て「カッコいいな」と憧れられる年長者が少なくなったことは、今の日本にとって大きな損失だと思う。

いい年したおっさん、おばさんたちが、安さに釣られて嬉々としてシナ(CHINA)製の「ユ○クロ」の服を着て表を歩くこと一つとってもそのとおり。
彼らはそれを全く恥じていない。
その一方で自分の父母が大切にしてきた着物を「古臭い」と言って見向きもせず、平気で捨てる。
別にシナクロの服を着ること自体が恥だとは言わないが、ある程度の年齢を重ねた者には、その人生にふさわしいモノ選び、そして身なりというものがあるということだ。
そこには物事に対する考え方、思想、心構えが反映する。
シナクロの服を着ることで、まず「憧れられる」人物になることはない。
少なくとも、私はそういう人には憧れを抱かない。

そういえば、奇しくも曽野綾子さんが数日前に産経新聞でサッチャーの伝記映画の中のスーツの素晴らしさについて書いていた。
黒鉄ヒロシ氏が上の記事の中で触れているカフス、タイピン、ライターについての嘆きも元をたどれば同じ根っこに通じている。
思う人は、同じことを感じているということだろうか。

戦前・戦中までの日本の街角を撮った写真を見ると、人々の身なりが実にちゃんとしているのに驚かされる。
もっとも戦前は、今の日本人の多くがイメージしているよりも遥かに豊かで、何でもあった時代なのだが、それでも物量から言えば今のようにモノが溢れていたわけではない。
なのに「身なり」においては整然としていて、美しさを感じる。

どうも私が「クールビズ」っていう例のヤツに諸手を挙げて賛成出来ないのも、実はこのあたりの違和感があるからからなのかも知れない。

「安ければいい」
「楽ならいい」

でも、本当にそれでいいのか?

私は夏でもビシッとスーツで決めて背筋を伸ばしている平沼赳夫先生を心から「カッコいいな」と思う。
尊敬の念、というのは意外とそういうところから醸成されていくものなのではないか。

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