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ある意味日本的。日本製・製図用0.4mmシャープペン

まずは2020年東京五輪開催決定に拍手!
早朝5時にパッチリと目覚めた私は、テレビ中継でその瞬間を拝ませてもらった。
こういう将来への希望と期待が我が国に与える影響は計り知れない。
安倍晋三首相、そして招致に奔走した多くの人々に心から感謝したい。

この記念すべき日に紹介したいのは、日本製の製図用0.4mmシャープペンについて。

日本製 製図用0.4mmシャープペン 7種

0.4mmのシャープペンシルは、我が国でもマイナーである。
ネット通販では入手出来るが、通常店舗では文具専門店でも扱っていない場合があるし、0.4mmの替芯に至っては大きめの店舗でもまずHBかBしか置いていなかったりする。

以前、ふと疑問に思って海外のAmazonを検索して「なるほど」と思ったが、我が国以外のAmazonを見てみると、他国では0.4mmのシャープペン自体が一般的には売られていないらしい(ちなみにドイツのロットリングやファーバーカステルなどで「0.35mm」と表記されているのは「0.4mm径」ではなく「0.3mm径」のものに該当する)。
そういう意味で、0.4mmシャープペンが現在、マイナーながらもちゃんと販売され続け、一部に熱狂的な支持者がいるというのは日本独自の感性によるものなのではと思うようになった。

実際に使用してみると分かるが、0.4mmという芯径のシャープペンシルには0.3mmにも0.5mmにもない、非常に大きな長所がある。
0.3mm芯の最大の欠点は(当然といえば当然だが)極端に芯が折れやすいということだ。
しかし細い描線を求めたい場合に0.5mmというのは完全に無理な選択肢になる。
0.3mmの上が0.5mmというのはその描ける線幅にあまりに違いがありすぎるのだ。

対して0.4mmは0.3mmと比較して驚くほど芯が折れない。
芯の強度においては0.5mmとほぼ同等と感じられる感覚だ。
描ける線の細さについても、明らかに0.5mmには無理な細い線を描くことが可能で、芯の種類を適切に選び、ペンを扱う技術さえ習得すれば0.3mmに肉薄する細線を描くことも可能になる。

以前、私が仕事で使っているシャープペンの話(http://storymachine.blog65.fc2.com/blog-entry-74.html)を書いた時に採り上げたのは0.3mmシャープだった。

その中で手描きで図面を描く時には、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mmと4種の芯径のシャープを場面によって使い分けると書いたが、具体的にどんな場面に0.4mmを使用するのかというと、縮尺図面の大半を0.3mmで作図し、0.4mmを図中の寸法などの文字書きに用いるのだ。
ちなみに原寸の図面を描く時には0.5mmと0.7mmを用いる。
ラフスケッチなどもこの太い方の2種を用いる場合が圧倒的に多い。

実はちょっと思うところがあって、この1年間くらい、これまで0.3mmで描いていた図の大半を0.4mmで描くということに挑戦していた。
それはパイロットの替芯「ネオックス・グラファイト」の「H」を使ってみて、これならメインの作図に使えるかも、と確信したからなのだ。

パイロットの「ネオックス・グラファイト」の「H」

そして、それまでは図中の文字書きを主な目的として使用していた0.4mmだったので、ぺんてるの「GRAPH 1000 FOR PRO」を使っていた。

ぺんてる「GRAPH 1000 FOR PRO」0.4mm

が、自分の感覚では主たる作図にこの「GRAPH 1000 FOR PRO」を使用するというのは、どうしても軽すぎ、軸の径が細すぎて馴染まなかったので、この一年間あまり、現在入手出来る様々な日本製の製図用0.4mmシャープペンを使って試していたのだ(以前の記事で一押ししていたプラチナ万年筆製の「PRO-USE」には0.4mm径のものが無い)。

日本製 製図用0.4mmシャープペン 7種

上写真の左から「パイロット S10」「ぺんてる GRAPH 1000 FOR PRO」「ウチダ ドローイングシャープ ユニ」「三菱鉛筆 シフト」「オート プロメカ500P」「オート プロメカ1000P」「オート スーパープロメカ1500P」。
ちなみに、シャープペンの国内最大手・ぺんてる製については前述のように以前から使っている「GRAPH 1000 FOR PRO」のみで、他の「グラフレット」「グラフギア500」「グラフギア1000」という最もポピュラーで入手も容易な3モデルが上記から抜けているのには事情がある。
実はこれら3モデルは既に他の芯径で過去に何度も使用・試用済みであって、残念ながら主たる作図に使用する場合、私の感覚にはちょっと合わないことが既に分かっていたので今回は外しているのだ。
ただし、これらがダメと言っているのではない。
このぺんてる製・3モデルのどれもが驚異的なコストパフォーマンスを持つ素晴らしいシャープペンであることは間違いなく、それは私も実際に使って知っている。
ただし職業図面描きとしての製図に使用する道具としては、非常に微細な感覚の違いが影響するのだ。
だから今回、上の画像で紹介した7種の0.4mmシャープペンも、どれもこれも本当に素晴らしいシャープペンなのだが、既に1年近く使用して自分の仕事で製図に使えるものは実は数本に絞られている。

が、そのあたりは長くなるので、また次回の機会に細かく紹介したい。

いずれにしても、この0.4mm径という一般にはマイナーなシャープペンにしても、わが日本ではこれほど選択肢があるという事実について書きたかったのだ。
こんなことは他国では有り得ない。

これは胸を張って良いことなのだ。

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